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雨を表す言葉はいろいろある。どれもけっこう凝っていて詩情をそそるが、ここ数年の雨は、風流に呼びたい感じがしない。 毎年どこかで、大雨による大きな災害が起こる。災害警戒情報が飛び交って落ち着かないし、被災の映像などはあまりにも気の毒で食事の手...
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もう前半が終わる

暖冬のまま春らしい春でもなく日が経っていく、と連休の前までは思っていたのだが、連休頃からは急に暑いほどの気温の日があった。 6月に入ってからは夏のような、最高気温が30℃前後の日もやたらと続いたりした。新型コロナウィルスも、収束したとは言え...
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桜はまだかいな

近所の公園の梅が花を付けていた。 よく通る道だが、咲き始めに気付かなかった。とはいえ気温が上がると一斉に咲くものらしいので、ここ数日の暖かさで勢いづいたようである。 梅は咲いたか 桜はまだかいなという端唄が有名である。 2番の歌詞があって、...
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ここまで、これから

先日着工したIN01、岩井沢工務所さんがブログに書いてくれた。懐かしい写真が並んでいる。 栗、赤松、落葉松、杉、みんな岩手の山にはたくさんある、財産のような木である。槐、栓、桜、楓などの広葉樹も立派にそびえていて、ほんとうに岩手の山は木の宝...
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着工

工務店さんの加工場へお邪魔した。加工の様子をお客様にお目にかけたいとのこと。 実家の山の木を使って家を建てたいというお話で初めてその山へ行ったのは、振り返ってみると4年半も前のことだった。 霜降 楓蔦黄 CATALYZE DESIGN we...
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大寒の日に

大寒。寒さが最も厳しくなるころ、を指す。今朝よりは昨日一昨日のほうが寒かったが、今年も雪は少なく気温も高い。寒いのはもちろん辛いが、あまり冬らしくないのもどうもしっくりこない。と毎年書いている。 振り返ってみるとこの3、4年、毎年かかさず正...
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年の瀬

今年の大仕事が終わった。年賀状である。 うっかり手書きにしようなどと思ってしまったがために大変な思いをした。 墨を磨るところから始めた。これ自体はとても楽しいのである。墨の匂いで心が静まる気がする。 そのあとは、だいぶ根を詰めたので肩こりが...
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立冬

いつの間にか、もう立冬である。 七十二候で「山茶始開」(つばきはじめてひらく)。つばきと読ませるが、字のとおり山茶花(サザンカ)の花が開く時期、という暦だそうである。   サザンカは晩秋から初冬にかけて咲く花。白鳥もすでに見かけたし、ほんと...
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夏になる

早春から時間が飛ぶように過ぎ去った。思い出して時間の早さに愕然とする。光陰矢のごとし、を実感するときがきたのだ。 5月初旬。10連休の騒ぎは、個人事業主には影響が小さい。平常運転のなかで、一度うっかり買い物に出て車の混雑に巻き込まれたぐらい...
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早春雑感

岩手は桜が散り始め、北のほうではこれから咲くところで、いまが早春である。宮城以南はとっくに葉桜で、今年はえらく差が大きい。 この数日の盛岡は寒く、雨が降っている。これで今年の桜も終わるだろう。 今年もまた、現場の進行が季節に合わなかった。暖...