着工

工務店さんの加工場へお邪魔した。
加工の様子をお客様にお目にかけたいとのこと。

実家の山の木を使って家を建てたいというお話で
初めてその山へ行ったのは、振り返ってみると
4年半も前のことだった。

霜降 楓蔦黄 CATALYZE DESIGN weblog

その間には大きな災害もあった。
それが理由ではないが時間をかけて
打合せを進めてきた。

何度か山で見た木が、製材所で丸太だった木が、
いま柱や梁になって現場で組み上げられる時を
待つばかりの状態で静まっている。
けっこう感じるものがあった。

雪も異常に少ないこの冬、工事には都合が良いが
気候、環境としては手放しで良いものでもなさそうだ。
気象庁からは今夏は酷暑の見通し、と発表された。

これから工事、という時期にはいつも、とにかくつつがなく、
良い住宅として建ってくれることを願うばかりだ。