雑感 立冬 いつの間にか、もう立冬である。七十二候で「山茶始開」(つばきはじめてひらく)。つばきと読ませるが、字のとおり山茶花(サザンカ)の花が開く時期、という暦だそうである。 サザンカは晩秋から初冬にかけて咲く花。白鳥もすでに見かけたし、ほんとうに初... 2019.11.08 雑感
雑感 夏になる 早春から時間が飛ぶように過ぎ去った。思い出して時間の早さに愕然とする。光陰矢のごとし、を実感するときがきたのだ。5月初旬。10連休の騒ぎは、個人事業主には影響が小さい。平常運転のなかで、一度うっかり買い物に出て車の混雑に巻き込まれたぐらいで... 2019.08.08 雑感
雑感 早春雑感 岩手は桜が散り始め、北のほうではこれから咲くところで、いまが早春である。宮城以南はとっくに葉桜で、今年はえらく差が大きい。この数日の盛岡は寒く、雨が降っている。これで今年の桜も終わるだろう。今年もまた、現場の進行が季節に合わなかった。暖かく... 2019.04.27 雑感
雑感 午前十時の愉しみ 午前十時の映画祭というイベントがある。今年4月からの1年間、第十回で終わるそうだ。午前十時の映画祭10ウェブサイト(このバナーは第一回のときのもの。当時はSNSが今のように活発でなく、個人のブログやウェブサイトにこういう公式バナーを貼って広... 2019.03.02 雑感
書肆みず盛り 書く 旧暦の正月(ごろ)に書き初めを、というワークショップに参加してきた。最初に思いついた、抱負的な言葉を書いた。発想が年寄りっぽくて我ながら脱力したが、まあいい。健康でありたい、というほど切実ではなく、健康でないと仕事も滞るから気をつけよう、ぐ... 2019.01.31 書肆みず盛り雑感
雑感 時代 市原悦子さんの訃報に、自分でも驚くほど大きな衝撃を受けている。昨夏には、常田富士雄さんが亡くなった。おふたりで、まんが日本昔ばなしの語りを担った。男声の常田さんも女声の市原さんも、それぞれがたったひとりで老若も性格も問わず様々なキャラクター... 2019.01.15 雑感
雑感 平成最後の 昨年後半ぐらいから、年中行事には何につけても「平成最後の」と枕詞がついた。猫も杓子も、というような言葉遣いはあまり好きではないが、事実として平成最後の正月が終わった。元旦は、さらっと雪が降った。長くは積もらなかった。電話もメールも来ず、本を... 2019.01.12 雑感
書肆みず盛り 一年のおわり 今年もあと6時間ほどで終わる。本業の設計では新築、改修、改装など様々なかたちでお声を掛けて頂いたが、あたらしく間借り本屋という試みも始めて、かなり心忙しい一年だった。ご協力くださる方々にも恵まれて順調に始められたが、来年以降、きちんとした形... 2018.12.31 書肆みず盛り雑感
雑感 メリークリスマス 去年と今年は、クリスマスケーキに凝っている。今年のケーキは、題して「山のクリスマス」。お店が付けた公式の名前です。カカオの香り豊かなガトーショコラみたいなケーキに、くどくなく、胸焼けのしない生クリームがたっぷり塗ってある。去年はキャンドルの... 2018.12.24 雑感
雑感 秋は深く 10月のなかば、八幡平を越えて秋田方面へ。とっくに紅葉は終わっていて、常緑だけが残っていた。毎年、紅葉を見に行こうと思いつくのはそういう時期である。来年こそは、と、来年も思うのだろうか。翌週は岩泉へ。道中の山の景色は、まだいくぶんか色が残っ... 2018.11.13 雑感