Diary

ミッドサマー

6月21日、夏至。天候は曇り、ときどき晴れ 日の出から日没までが最も長い日なのに、もったいない。でも実際はとても風が爽やかでよかった。 冬至の日はかぼちゃを食べたり、“と”の付く食べ物を食べたり、ゆず湯に入ったりといろいろなまじないがあるが...
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どこに住みたいのか【家のつくりかたコラム】vol.8

Q.良い土地はどう選べばよい? A.人は地面に住むわけではなく、家に住むのです。 実家が元農家で空いている土地がある、とか、先祖代々の地主などの理由で土地があるのでない限り、家を建てるにはまず土地を手に入れなくてはなりません。 通常は不動産...
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つくりつづける

映画『HOKUSAI』は面白かった。 ガラガラの夜の映画館で鑑賞。葛飾北斎の、長く濃密な人生はもちろん映画一本で完全に描けるようなものではないが、苦悩と苦闘と突進の姿を、時代や周囲の人々も併せてうまく描いていた。 俳優が良いとそれだけでもど...
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涼のとりかた【家のつくりかたコラム】vol.7

Q.暑いのは嫌だが冷房の効き過ぎた部屋も苦手、涼しく過ごすためにはどうしたらいいか。 A.暑いときも高断熱は有効です。あとは風。 今年(2021年、令和3年)の5月19日から、気象庁の発表する平年値が更新されました。天気予報でよく「平年より...
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映画の話

岩手でも桜が咲いている。 小高いところのソメイヨシノは五分咲きぐらい。枝垂れ桜はつぼみが赤々としていた。 例年よりだいぶ早い。雪が多く気温の低い冬だっただけに嬉しい。 この春からは、午前十時の映画祭が復活。ちょうど一年空けての再開。来年以降...
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バリアフリー対応はどうすべきか【家のつくりかたコラム】vol.6

Q.住宅新築の際、将来的に体が不自由になった時のためにバリアフリー仕様にしておく場合、どこまでやっておくべきか。 A.“バリアフリー”の考え方だと、“こうすればよい”という答えが出せません。 住宅のバリアフリーと聞いて連想するものといえば、...
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浮寝鳥

なにもせずにいる、ということがいつの間にか出来なくなっている。しなくなった、ではなくて、できない気がする。 高松の池には、今年もハクチョウが来ている。キンクロハジロとマガモは、雄だけは見てわかる。 人慣れしているのか、餌をもらえると思うのか...
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どんな雑誌が参考になるのか【家のつくりかたコラム】vol.5

Q.雑誌、書籍など、お薦めの情報はないか。 A.最初に強くお伝えしたいのは、家づくりの参考に雑誌や書籍を使う時は、必ず買うべきだということです。 立ち読みをして、気に入った写真があればスマホで撮ればいい、と思う人がずいぶん増えているようです...
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断熱の重要性【家のつくりかたコラム】vol.4

Q.断熱性能は上げないといけないものか。なぜ高断熱にしなくてはならないのか。 A.断熱という言葉は、よく耳にする割には正確に理解しづらい言葉なのかもしれません。 住宅の断熱性を高めると、夏は宅内が暑くなってしまうのでは、空気がこもるのでは、...
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そもそも設計事務所とは【家のつくりかたコラム】vol.3

Q.そもそも設計事務所、設計士とは何をする人か。 A.いわゆる“設計業務”を行う設計事務所に限定して説明したいと思います。 前提として、法律(建築基準法)の定義で言えば、“設計”とは【その者の責任において、設計図書を作成すること】とされてい...