合掌

石牟礼道子さん、死去。
もう90歳でいらしたそうだ。

苦海浄土は、生まれて初めて、たぶん人生で唯一、
読み始めてから一度で読み終われなかった作品。

言葉を奪われ、書くことも出来ないひとの声なき声。
その秘められた言葉の通路になったに過ぎない。
とご自身を表現されていた。

本心そうお思いだったから、設立されたばかりの
ノンフィクション賞を受賞しながら辞退されたのだろう。

水俣病の問題は、まだ解決していない。

どんなお気持ちだったのか。ただ悼む。