鈴木敏夫とジブリ展

県民会館で開催されている「鈴木敏夫とジブリ展」へ。
告知に行脚中のスタジオジブリスタッフの方から
ポスターを頂き、前から気になっていたので
店休日に行ってきた。

平日であまり混雑はなく、じっくり見られた。
幼少時の漫画まで含めて、時系列で展示されていて
鈴木敏夫さんの人生そのもの、という内容だった。
読書履歴はその人の思考思想を色濃く反映するが、
それどころではないボリューム。

アニメージュ時代の仕事の有りよう、
学生時代に見た映画や読んだ本のこと…
宮崎駿さんや高畑勲さんとはまた違う世界を
見聞きして歩んできた人なのがよくわかり、
そういう人たちが協力してこそ、
これまでのジブリ作品が出来てきたのだな、と思う。

随所に写真を撮れるところがあって、ちゃんと
エンターテイメントとして提供されているが、
やっぱり圧巻は本棚だった。
私は過去の遍歴全部合計しても半分ぐらいだ。
カオナシの存在が、より戦慄をかき立てる。

銭婆のおみくじは大凶。そんなことあります?
なかなか見ることのない単語なのでいっそ面白い。
ということにしといてやるわい。