あまりに暑い日

6月中旬、3回目のワクチンを接種した。

3回目は副反応がけっこう出る、とも聞いていた。
いっそ軽く感染して抗体が出来ちゃえばいいのにねえ、
というひともいて、ははは容態は選べないですよ、と
冗談めかして話していたが、笑えない副反応だった。

熱が出て、市販の鎮痛解熱剤を飲んで、30~40分ほどで
効きはじめた感じがした、と思ったのも束の間、
1時間ともたずに熱がまた上がる。
1時間もたずに、というか、30分ほどしかもたなかった。

大抵の市販薬は4時間おきぐらいの服用を推奨している。
頭痛が酷いときなど、もう少し短い間隔で飲んだことも
あるにはあるが、いくらなんでも30分はない。
この状態が続いたら、1日で1箱消費してしまう。

あまり酷いようなら病院だな、とあきらめて、
朝昼晩だけ服用にして、あとは汗をかいて、
そのぶん水分を摂って、なんとか凌いだ。
あんなに体が熱い感じがしたのも記憶に薄い。

外気温も、今年も6月からもう酷く暑かった。
2000年代ぐらいまで、6月に30℃を超えるなど
あまりなかった。

7月も上旬に、深夜に病院に行く羽目になった。
仕事で外に出ている時間も長かったし、
水分も足りていなかったようだ。
コロナも増え始めた時期だったので、
病院の方には大変ご迷惑をおかけした。

自分自身も、体が以前のようではないと
わかってはいたが、自覚を越えて痛感した。
少し過剰な警戒ぐらいでちょうどよいのだろう。
強い日差しに煎りつけられながら、今日も外出する。

盛岡では今日から、さんさ踊りである。
夏のピークを迎える。